UPGボウルでダブルアップルを美味しく作る方法|初心者でも簡単な作り方を写真で解説!
最近、UPGボウルを使ったシーシャ作りにハマっています。今回はクラシックな人気フレーバー「ダブルアップル」を実際に作ってみたので、使用感や作り方を写真付きでわかりやすく紹介します。
この記事では、実際に作ってみた手順を紹介しながら、「なぜUPGボウルがダブルアップルに向いているのか」までしっかり解説します。
UPGボウルってどんなボウル?
UPGボウルとは、ロシア系のクラシックスタイルで人気のあるシーシャ用の陶器ボウルです。縦長めの深い底になっており、底がフラットな作りで、直火との相性もよく、熱が均一に広がるため、濃厚で安定した煙を作ることができます。
特にダブルアップルなどの「中東系フレーバー」との相性が良く、味の輪郭がはっきり出やすいのが特徴です。
Unglazed(素焼き)素材なのでフレーバー専用ボウルとしても活用できます。

ONMOとダブルアップルの魅力は?
ダブルアップルはシーシャの世界では“王道中の王道”。甘いりんごの香りに加えて、アニス(甘草)のスパイシーな風味が特徴で、吸うたびにクセになる奥深さがあります。
最初は「ハーブスパイスっぽい」「独特すぎる」と感じるかもしれませんが、慣れてくるとこのクラシックな香りがクセになります。中東のシーシャカフェでは定番中の定番です。
非常に繊細な温度帯のブランドである【AL FAKHER アルファーヘル】を美味しく作れるのは難しい、、、
そこで、活躍するのがONMOヒートマネジメント。ロシア生まれのこのデバイスは、炭の配置を最適化し、ボウル全体に均一かつ安定した熱を供給できる点が魅力です。
特にダブルアップルのような“温度管理が命”のフレーバーと組み合わせることで、香りの立ち上がり・煙の濃度・後味のキープ力が一気に安定します。

上位互換ヒートマネジメントに【KALOUD LOTUS】という機材もありますよ〜
UPGボウルでダブルアップルを作る手順
用意したグッズ(必要な道具)
- UPGボウル(ロシアのクラシックな伝統ボウル)
- ONMOヒートマネジメント(ONMOというのはロシア製のヒートマネジメントデバイスで、炭の熱を効率よくボウルに伝える道具です。)
- 26mmシャーマンチャコール ×4個(高火力と燃焼維持性能の高いブランド)
- Al Fakher(アルファーヘル) : Double Apple
- 今回使用量:約12g(UPGに8割ほど詰める) →9g~15gでもメイクできるのでグラムは色々試してみてください!

盛り方の手順(ふんわりパッキング)
- フレーバーを細かくほぐす(ダマをなくすように) → ハサミで細かくカットするのも効果的!
- 軽くふんわりとUPGに詰める(押し込まない)
- 表面はフラットにして、縁の高さより少し下で整える
- 今回はアルミホイルは不使用! → 1〜2枚重ねたアルミホイルを張って穴をあける方法もアリ!(アルミホイルを挟む事で、熱管理が安易になるが、甘い香りの強度は少し下がる)

炭の置き方と加熱手順(爆煙を目指す)
- 使用炭:シャーマンチャコール26mmキューブ ×4個
- ONMO中に土台で2個置き、残る2個は上に斜めに立て掛けて最大火力で加熱していく!
- 蒸らし:7分経過後に1回チェック(まだ薄煙)
- 9分経過後に2回目のチェック(香りを強く感じ始める)
- 11分後:仕上げフェーズ → 強めに吸って煙の完成度をチェック!
- 12分後:炭を1つ減らして煙の安定感を確認
- 13分後:最終チェックポイント
- 喉に刺激がない
- 煙が爆煙レベル
- アップルの甘味が濃厚に広がる
- 舌に甘味が残る後味
実際に吸ってみた感想
UPGボウルの特性が効いていて、味の立ち上がりが非常にスムーズ。ダブルアップルのスパイス感が立体的に感じ、かつ舌に残る甘みも充分にあり満足。
UPGボウルの縦長構造がしっかり効いています。下層部のフレーバーまで熱が伝わり、濃厚な香りが立ち上がります。
表層のフレーバーだけが焼けて焼け味を50分程度は感じずに吸えました! 焼け味とアップルの香りがブレンドされていくフェード変化も美味しく楽しめますね!
初心者に向けたアドバイス
- メイク中の吸い方は、ゆっくり長く最大限吸ってみよう!下層部のフレーバーに熱を届けるように!
- どうやっても喉にキツさが出て吸いずらい場合は、次回は2~3g少なめパッキングにしてみて!
- 焦げてしまって安定しない → 次回はアルミホイルを1枚貼って、画像の様に適量穴を開け、その上にヒートマネジメントを置きましょう!アルミホイルが1枚入るだけで熱の安定感がかなり変わりますよ!
よくある質問:ダブルアップルが苦くなる原因は?
Q:吸い始めが苦くて喉が痛くなります…
A:(前提として、炭の置き方と加熱手順の9分程度の蒸らしを行っている場合) 炭の火力が強すぎる可能性があります。 1個炭を減らし、3-4回程度吹いて温度を下げてから再度吸ってみてください!これでも強い場合は、炭がヒートマネジメントに当たる部分を減らしてさらに火力を弱くするように炭設置面を減らしてみてください!
まとめ:UPG × ONMOは超安定の組み合わせ!
UPGボウルを使うことで、ダブルアップルの味がくっきりと出て、非常に満足度の高いシーシャになりました。そしてONMOで高火力を与え安易にコントロールする。
どちらもシンプルな構造だからこそ、初心者でも手軽に扱える点は魅力です。
次回はヒートマネジメントを使わずに、さらなるクラシックスタイルの直置きメイクを投稿予定です!(しかも超簡単に作れちゃう)
この記事を参考に、ぜひ自宅で簡単“王道クラシック”を味わってみてください!